まっくろやすべえ漂流記

東京在住、旅を中心に、食事や温泉も。

東海道五十三次を歩いたお話~完~

2018年5月東京・日本橋から京都・三条大橋まで11日間の歩き旅の全容を紹介します。

 

 

石部ー三条大橋(38.0㎞)

遂に11日目です。

昨日滋賀県へ入り、

今日目的地である三条大橋へ向かって

ラストスパートをかけていきます!!

石部宿ー草津宿(11.8㎞)

昨日から一緒に歩いている東海道ウォーカーさんとは

今日も歩みを共にしてくれるとのことで

心強い仲間と共にゴールを目指します。 

4:29 宿泊場発

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さて今日も歩いていきます。

昨日不調だった足もみなぎってきています。

ゴールが見えると俄然やる気です。

 

石部から手原までは草津線に沿うように歩いていきます。

手原を越えて、国道1号線手前で左に曲がっていき、

国道116号線を歩いて草津へと向かっていきます。

 

そして国道2号線に合流する手前で、

国道116号線からはずれて小道入っていきます。

そこから少し歩くと、草津宿に到着します。

5:27 草津宿

 

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草津宿ー大津宿(14.4㎞)

草津と大津の位置関係は琵琶湖の対岸の位置にあります。

遂に、、琵琶湖ですね。

もうなんだかわけわからないです。

つい10日前は東京にいたのに、、、

 

南草津、瀬田と通っていき、

瀬田駅を越えて琵琶湖が広がりはじめます。

瀬田唐橋からの写真です。

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多分初めて琵琶湖見たかもしれないなー。

なんか特異的には見えない感じです。

意外と普通な湖?湖にしては周りが栄えているってな感じですかね。

 

橋を渡り終えると、琵琶湖に沿うカタチで北上していきます。

京阪石山坂本線にも沿ってグネグネと歩いていきます。

そうしながら橋を渡って歩くこと1時間半。

最後の宿場町大津へと到着しました。

 

9:16 大津宿着

大津宿ー三条大橋(11.8㎞)

遂に遂に最後の区間となりました。

最後までレポートしたいと思います。

 

大津宿を出て国道558号線を歩き

最初に出くわすのは蝉丸が祀られている関蝉丸神社です。

百人一首坊主めくりでおなじみの歌人ですね。

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そうして歩いていく国道558号線が国道1号線と合流します。

そして逢坂山に向かっていきます。

国道1号線と京阪京津線に沿うように歩いていきます。

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写真は逢坂常夜灯です。

 

大谷駅を越えて、隣には名神高速道路も出てきました。

 

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そして国道1号線名神高速道路が再び分岐をするので

国道1号線方面へと向かいます。

国道1号線の脇道を進んでいくと、

遂に出てきました。京都の文字がっ!

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四宮駅を越えて、山科駅へと進んでいきます。

京都薬科大学過ぎたあたりで国道143号線そして再び小道へ。

三条通りだとっ!!

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筆者もだいぶボルテージが上がってきました。

極めつけはやはりこれ。

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三条大橋の文字が出てきた!!

これには東海道ウォーカーさんもルンルンです。

少しスキップ気味笑

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そして東海道最後の見どころ?となった

坂本龍馬とお龍の結婚式場です。

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そこから20分歩くと、、、、

遂に、、、

夢にまで見た、、、

あの、、、三条大橋!!!

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11:41 三条大橋

まず一言目は

もう歩かなくていいのかっ!!!やったーー!!

でした。笑

いやあ、歩き終えてみると少し名残惜しいような気もしますが。

遂に東海道五十三次制覇です!!!!

 

本当にハードな道のりでした。

40キロオーバーを11日間毎日のように歩きました。

少し無理もしながら

せっかくだから江戸時代の旅程でやってきました。

ホントにおそるべし昔の人たちです。

これが昔の常識だったと思うと

今の我々がどれほど恵まれた環境で生きているのか痛感させられます。

 

そして旅の中で様々な支えがあってどうにか歩き切ることができました。

隣に歩いてくれる人、宿泊をさせてくれた友人、気さくに声をかけてくれる人、

お世話になった店の店員さん、などなど。

さらには太陽ですら自分の道を照らしてくれました。

 

これというのは旅の中だけのものではなく、

今までの日常の中でもやはりたくさんの支えがあって生きてこられたのです。

当たり前ってないんだなと。

そして改めて感謝して生きなきゃなと思いました。

 

そんなことを鴨川で思いふける筆者でした。

さあて、今日は少しごちそうでもいただきますかね!

 

全てに感謝。

 

11日目の歩み

 

石部宿ー三条大橋(51宿目-終点)
・総距離 38.0㎞
・総時間 7時間12分