まっくろやすべえ漂流記

東京在住、旅を中心に、食事や温泉も。

東海道五十三次を歩いたお話~玖~

2018年5月東京・日本橋から京都・三条大橋まで11日間の歩き旅の全容を紹介します。

 

 

宮(呼続駅)ー庄野(53.7㎞(実26.2㎞))


宮宿(呼続駅)ー桑名宿(27.5㎞)


5:55 呼続駅

さて、朝イチまずは七里の渡しへと向かいます。

山崎川を越えて、松田橋方面へ歩きます。

次の新堀川の手前で1号線から外れます。

伝馬町を少し過ぎたあたりで左折すると、

ひつまぶしで有名な蓬莱軒本店がございます。

さらに進んでいくと七里の渡し跡へと着きます。

6:25 宮宿(七里の渡し)着

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今では橋もかかり、工場地帯の名古屋港ですが、

昔は七里の渡しといい、この地から桑名まで舟渡りをしたそうです。

27キロ近くの距離を船旅するものでした。

 

さてここで読者の方々にお許しを頂きたいことがありまして、、、

なんと筆者桑名までは文明の利器を使ってしまいました。。(自らの意思笑)

もちろん使ったからにはしっかりと桑名までご案内差し上げます。

 

筆者ルート

桑名まで出るには、名古屋駅へ出てJRもしくは近鉄を利用するのがいいです。

なのでまずは名古屋駅を目指します。

もちろん色々な方法で名古屋駅まで行けるのですが、

今回はせっかくの宮宿ということで

熱田神宮でお参りしてから向かうことにしました。

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お参りも済ませたところで、

熱田神宮の最寄り駅でもある神宮前から名鉄名古屋へと移動します。

そして今回は名古屋駅から近鉄を利用します。

だいたい25分前後といったところで桑名に到着します。

神宮前ー名鉄名古屋近鉄名古屋ー桑名

スムーズに乗り換えできれば1時間弱で着くと思われます。

 

ただ読者の方の中には絶対歩く!文明の利器などくそくらえの人もいるかと思います。

なので、歩きルートも一応載せていきます。

 

歩きルート

先ほどの七里の渡しから川沿いに北上していきます。

そうすると白鳥橋東の交差点にあたるので左折します。

そこから伊勢大橋までひたすらに国道1号線を歩いていきます。

伊勢大橋西詰を左折し、しばらく道なりに進むと七里の渡し(桑名)があります。

 

説明するまでもないくらいに国道1号線を歩いていくらしいです。

後日談ですが、東海道ウォーカーさんも歩いて行ったみたいです。

 

まあここはそれぞれ個人的に決めるといいと思います。

絶対に歩くんだという方もいるでしょうし、

まあここはボーナスタイムと思うのもありですね。

ちなみにチャーター船でツアーすることもできるみたいです。(所要時間2時間程度?)

まあひとそれぞれですね。

 

てなことで

8:19 桑名(七里の渡し)着

遂に三重県到達です!

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桑名宿ー四日市宿(12.7㎞)

さあ今日の歩きはここからといっても過言ではないでしょう。

七里の渡し跡から歩くと

まず出てくるのが桑名城跡です。

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ここから四日市まではかなり小道等が多いので、地図を見て確認しつつ歩くことをオススメします。

桑名から員弁川を通り、近鉄朝日駅を過ぎていきます。

朝明川を渡り、国道66号線を通り、そののち左折して富田駅の方向へ進みます。

そこから近鉄名古屋線国道1号線のはざまの道を歩いていきます。

 

四日市に入ったあたりくらいから

東海道に白線の外側に黄色の塗りつぶしが出てきました。

だいぶ便利でした。

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そして四日市宿に入る前に海蔵川と三滝川渡っていくと

遂に四日市駅周辺です。

12:25 四日市宿着

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四日市宿ー石薬師宿(10.8㎞)

さて次なる目的地へと歩いていきます。

四日市から出て、鹿化川と天白川を渡ってさらに進んでいきます。

そうすると国道1号線と交わるところがあります。

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ここが日永追分と呼ばれる追分です。

ちなみに追分とは道が2つに分かれる場所を指します。

この日永追分は碑にもあるように

右の道が京大阪道(東海道)、左の道はいせ宗宮道(迄伊勢神宮)に分かれています。

 

そこから1時間弱進み、内部川を渡ると、

東海道の急所と知られる杖衝坂が出てきます。

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上りきると再び歩いていくのですが、

先ほどまで白線の外の塗装が黄色でしたが急に緑に変わりました。

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そして国道25号線をグネグネと並走していきます。

四日市市から鈴鹿市へと入っていきます。

かの有名なサーキット場がある地ですね。

 

杖衝坂から歩くこと1時間強。

遂に目的地石薬師宿へと到着しました。

 

15:16 石薬師宿着

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西国薬師四十九霊場というものがあるみたいで

その第三十三番霊場の石薬師寺です。


石薬師宿ー庄野宿(2.7㎞)

さて、今日も残り少しです。

石薬師宿から庄野宿は3キロないので1時間弱で着きます。

石薬師宿を出ると、すぐに田んぼ道を歩いていきます。

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田植えし終わったのかな~

穏やかな風景です。

 

と思っていると今度は

国道1号線(国道25号線)に入っていきます。

トラックの交通量が多く、風をもろに受けて結構怖いです。。

 

そこも抜けると、庄野町北から一本道に入り

そこは庄野宿です。

これだけ近いと楽しいです。笑

 

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16:05 庄野宿着

どうにか目的地まで着いたので、

ここからは少し?歩いて今日の宿まで移動します。

どちらかというと亀山に近いので、

庄野亀山間は次回特筆することがなくなるのですが、

まあいいかあ~

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宿泊場の近くにあったマンホール(?)をとりあえず取りました。

17:50 宿泊場着

 

さてさて明日で遂に10日目に入ります!!

からだは慣れてきたものの、もうそろそろぶっ壊れそうだあ~

はあなんだか早く終われと思いながらも、

ここにきて少し名残惜しさという

アンビバレントな感情と共にまた明日も歩きます。


9日目の歩み


宮宿(呼続駅)ー庄野宿(41宿目-45宿目)
・総距離 53.7㎞(実距離26.2㎞)
・総時間 10時間10分(宿泊場まで11時間55分)