東海道五十三次を歩いたお話~拾~
2018年5月東京・日本橋から京都・三条大橋まで11日間の歩き旅の全容を紹介します。
庄野ー石部(54.4㎞)
さて遂に10日目です。
もう三重県も中腹へと入っていきます。
昨日より予定を変更し、
七里の渡しから2泊で京へと入ろうと思います。
理由は3泊目の草津宿は京からほど近いところにあり、
そのまま一気に京都までいけるのではないかと思ったからです。
そうすると懐的にも嬉しいし笑
庄野宿ー亀山宿(7.9㎞)
本来の宿泊予定地であった石薬師宿から、
庄野宿まで到着した筆者はそこから実は、
亀山宿間近まで足をのばしていました。
なのでどちらかといえば亀山宿に近い位置から歩きはじめます。
4:02 宿泊場発
まだ4時過ぎで眠たいカラダに鞭を打ちながら、
さむいいいと思いながらスタートしました。
4:18 亀山宿着
え?もう着いたのって思われるかもしれませんが、
ホントにそんなもんの距離しかなく
まだ眠気もとれないくらいでした。
写真は亀山城跡碑です。
4時半ごろになってようやく少しずつ明るくなってきました。
亀山宿ー関宿(5.9㎞)
さてさて今日が始まりましたね。
亀山宿を越えて、まだ少し薄暗い道を歩いていると、
目の前に再び見覚えのあるバックパック姿が、、、
ふたたび東海道ウォーカーさんと遭遇しました。
しかもなんと同じ宿泊場に泊まっていたみたいで、
筆者の出発10分前くらいに店を出ていたみたいでした。
久々の再会で、
朝も早かったのでしばらく一緒に歩くことにしました。
道は複雑でもなく、大通りでもないので歩きやすかったです。
(朝早くだからかもしれない。)
写真は布気皇館太神社。
亀山インターの少し手前に位置しています。
そしてインターを越え、小野川を渡り終わると、
関の小萬のもたれ松跡が出てきますので、そこから関宿へと入っていきます。
5:25 関宿着
ちなみに関宿の街並みはとてもいいです。
古民家が軒を連ねていて、
おしゃれなカフェやケーキ屋も立ち並び、古民家ゲストハウスなんかもあるみたいです。
いやここは違う機会にぜひ行きたい宿場町です。
関宿ー坂下宿(6.5㎞)
さて次なる目的地坂下です。
関宿の通りを抜けると、
国道1号線へと、そして峠越えへと繋がっていきます。
いやあー、けどやっぱりこうして一緒に歩く人がいると時間が早く進む気がしますね。
ありがたいことです。
久々の自然を楽しみながら、鈴鹿川を沿うように歩き続けます。
右手には筆捨山があります。
そして歩くこと1時間半ほどで坂下宿へと着きます。
6:56 坂下宿着
坂下宿ー土山宿(9.8㎞)
さて、ここからが峠越えのメインとなっていきます。
少し歩いていくと、片山神社が出てきます。
この神社から鈴鹿峠へと入っていきます。
上っていくと、
万人講灯籠常夜灯があります。
そして少し進むと、
待ちに待った滋賀県へと突入します。
そしてまた国道1号線と側道を行ったり来たりしながら
1時間強歩き、街道橋を渡り終えると
そしてここから国道1号線をまたぐと土山宿入口へと入っていきます。
しばらく歩くと本陣が出てきます。
9:50 土山宿着
土山宿ー水口宿(10.6㎞)
土山宿を出ると、
先ほどと違い平坦な道へと変わっていきます。
鈴鹿峠が最後の難所だったのかな。
東海道ウォーカーさんとも
ずっとしゃべりながら歩いていると
気づくと水口へと入っていました。
12:30 水口宿着
水口には城があるみたいで今度観てみたいと思っています。
そして休憩所で少し休み、再び歩きはじめます。
水口宿ー石部宿(13.7㎞)
さあ今日最後の区間です。
とはいえこれまで40キロ近く歩いてきたこともあり、
ひざに悲鳴が走り、さらには足の裏に謎の痛みが出てきました。
その状況での13キロの歩きはかなりきつかったです。
足の裏が痛いのに、アスファルトを歩くと、
固いので悶絶寸前でした、、
道のりは古民家や田んぼがあるような
大通りから一本外れた通りが主でした。
正直ヘトヘトになりながらも
東海道ウォーカーさんと足並みをそろえて
ただただ石部を目指しました。
この旅で一番足にキタ場面でしたが、
どうにか励まされながら歩き切ることができました。
16:07 石部宿着
さて、ここからは
今日の寝床へ向かって歩いていきます。
足ががくがくの中1時間歩き続けどうにか着きました。
隣にあったカツ丼屋で腹を満たし
バタンキューでした。
今日も一日お疲れさまでした。
そして一日支えてくださった東海道ウォーカーさんにも感謝!!
17:05 宿泊場着
遂に旅程でいう最終日を迎えます。
ここまで来ましたか。。
しっかり歩き切りたいな。
焦らず一歩一歩踏みしめていこう。
10日目の歩み
庄野宿ー石部宿(45宿目-51宿目)
・総距離 54.4㎞
・総時間 13時間03分