まっくろやすべえ漂流記

東京在住、旅を中心に、食事や温泉も。

東海道五十三次を歩いたお話~零~

2018年5月東京・日本橋から京都・三条大橋まで11日間の歩き旅の全容を紹介します。

 

 

よーし、これはやるしかない!!

そう思ったのは昨年の4月下旬。

学生である僕はゴールデンウィークに予定を立てそびれていました。

 

どこかに行きたい。

けど、繁忙期の旅行は学生には負担額がでかすぎる。

くうう。。

なんか高くつかなくて、旅して楽しそうなトコロないかな~

 

そんな時、、、

たまたま某テレビで「東海道を歩く」特集があり、

私はひらめいてしまったのです。

 

歩けばいいんだ!!!!笑

 

そんな短絡的な考えから僕は歩くことを決意したのでした。。。

 

東海道を歩かれた先輩ブログを見ると旅への経緯が具体的に書いてありますが

それに比べて僕はひょんなことから始めたわけです笑

 

 

 

東海道五十三次とは

東海道は江戸時代に整備された五街道の一つで、

東京・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ道です。

 

東海道五十三次と言われるように

日本橋から三条大橋までの間に53の宿場町があります。

 

諸説あるみたいですが、

総距離は487.8km(124里8丁)と言われていて、

その距離には東海道唯一の海路である

七里の渡し(宮宿~桑名宿)の距離も含まれているようです。

 

この旅で大切にしたこと

僕自身がこの旅で大切にしたことは

 

移動手段としての東海道五十三次

 

でした。

 

江戸時代では飛行機、鉄道、車もなく

基本的には徒歩での移動でありました。

 

なので楽しむ目的ではなく、

江戸時代の人からすると単なる移動手段。。

(江戸時代は一般的には13~15日で歩いたとされています。)

 

そこで僕は東海道五十三次を本気で味わうなら、

同じような日程で歩を進めたいと考えるようになりました。笑

 

ではどういう日程で歩いたか

何か江戸時代の人のモデルプランがあるといいなと思い調べてみると、、、

 

東海道五十三次と言えば思い浮かぶであろう歌川広重

彼が描いた「参宮上京道中双六」で泊まったと記されているトコロに泊まりたいと考えました。

 

ちなみに彼が泊まった宿場は11か所あるみたいで

  • 戸塚宿(5宿場目 神奈川)
  • 小田原宿(9宿場目 神奈川)
  • 沼津宿(12宿場目 静岡)
  • 江尻宿(18宿場目 静岡)
  • 金谷宿(24宿場目 静岡)
  • 浜松宿(29宿場目 静岡)
  • 赤坂宿(36宿場目 愛知
  • 宮宿(41宿場目 愛知)
  • 石薬師宿(44宿場目 三重)
  • 関宿(47宿場目 三重)
  • 草津宿(52宿場目 滋賀)

に泊まったと記されています。

 

ミーハーである僕はこれにしようと!!!

そんなこんなで11泊12日で歩くことが決まってしまいました。笑

 

準備へ

東海道五十三次をすると決意して、たったの一週間で出立しなくてはならない。

 

とはいえ何が必要かもわからず

シャツや下着といった必要最低限の用意で行くことにしました。(ずっと歩くためできるだけ軽くしていったほうがいいです。)

またとりあえずムードは必要だなと思いだけを買い

心を整えるのみ!!

 

まあ日本だから困ったら買えばいいかと

 

こんな感じで僕の東海道五十三次が始まっていくのでありました。

 

 ↓↓ちなみに買った竹笠です↓↓

竹笠(ゴトク付)

竹笠(ゴトク付)