東海道五十三次を歩いたお話~伍~
2018年5月東京・日本橋から京都・三条大橋まで11日間の歩き旅の全容を紹介します。
江尻ー島田?(39.7㎞)
これまでどうにか歌川広重と同じ旅程で歩いてきましたが、
どうやらここでプランを変更しなくてはならなくなりました。
それは宿泊所問題です。
今まで綴ってきませんでしたが、
実は貧乏旅で、ネットカフェや格安宿を
道中にみつけて休息をとってきたのですが、、
次なる目的地であった金谷近辺には
そういった施設がなく頭を悩ませていました。
島田を越えると、掛川あたりまでなかなか休息が取れるところがありません。
そのため、今日は昼過ぎまでに移動して、
即時休息をとり、深夜に出て明日浜松入りできるようにしようと!
そのプランを遂行するために、今日も歩くのでありました。
江尻宿ー府中宿(10.6㎞)
4:01 江尻宿発
計画通りに着くにはと考え、
逆算して早朝に出ることにしました。
清水って市ではなくて区なんですね。意外でした。
朝の歩きっていいですよね。(普段は絶対にしない)
5月とはいえ朝はひんやり寒い中、体を温め、
人通りも車通りも少ない中で歩みをしている。
自分だけがこの大通りを歩いているという優越感(変態)
朝日がぱあーっと入ってくる感じ。
力がみなぎってくる感じですね。
江尻ー府中間は静岡鉄道静岡清水線のそばを沿ったものになります。
そのため府中宿は新静岡駅のほうに位置しています。
6:17 府中宿着
府中宿ー丸子宿(5.7㎞)
府中が位置するのは、県庁所在地の静岡市の中心静岡駅近辺。
あの家康にゆかりのある駿河国の国府がこの地に置かれたことで、
府中又は駿府と呼ばれるようになったそうです。
街の中を歩いていきます。
安倍川方面に行くと、川手前には、安倍川義夫の碑があります。
それを越えると、
川を境に丸子地区に入っていくようでした。
川を渡ってから25分ほど歩くと次の丸子宿へたどり着きます。
7:35 丸子宿着
まるこ宿ではなく、まりこ宿と読むそうです。
鞠子宿とも書くようです。
丸子宿ー岡部宿(7.9㎞)
横田本陣(丸子宿)から宇津ノ谷峠までは、
丸子川に沿うようなカタチで進んでいきます。
宇津ノ谷峠に入る手前に道の駅宇津ノ谷峠があります。
少し休憩していざ峠越えです!
まずは国道208号で坂を上がっていきます。
そして、しばらくすると集落方面の分岐があるのでそちらに歩みを進めます。
この集落を抜けると峠道に入っていきます。
この峠道は林道って感じで、舗装されていない道でした。
昔の東海道はこんな感じだったのかなと思いました。
林道を抜けて峠を下り、
国道1号を、そして再び国道208号で岡部川に沿うようなカタチで岡部宿を目指します。
有形文化財の「大旅籠 柏屋」を抜けて
10:05 岡部宿着
岡部宿ー藤枝宿(6.8㎞)
順調に歩みを進めていきます。
岡部を越えると、だいぶ平地になってきます。
藤枝といえば、サッカーが有名なイメージがあります。
元日本代表の長谷部誠選手や中山雅史を輩出した藤枝東高校があります。
また筆者は訪れていないのですが、
蓮華寺池公園が四季折々の花が観られるということで有名だそうです。
特に春の季節は藤まつりでにぎわうそうです。
(少し東海道からは外れてしまう)
そんな蓮華寺池公園を過ぎ、瀬戸川を越えると
次の宿藤枝に到着です。
12:03 藤枝宿着
藤枝宿ー島田宿?(8.7㎞)
さあ、計算通り昼すぎまでにどうにかたどり着きました。
ここからは深夜まで休憩できるようなスポットを探しました。
だいぶ慣れたとはいえ疲労が抜けないままだったので、
スーパー銭湯に行って癒してもらいに行きました!
13:32 島田市到達
久々?むしろ初めてのこの時間での休息。
なんだか物足りないような気もしながら(変態思想)
よし、とりあえず明日というか今日というか?
出発までしっかり体を休めよう。
5日目の歩み
江尻宿ー島田宿?(18宿目-23宿目)
・総距離 39.7㎞?
・総時間 9時間1分?